仕事人コラム

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助成金活用のすすめ

現在、四国のとある大型旅館様での従業員研修業務をお手伝いしています。
こちらの施設では、年間で4回に亙る研修を実施しますが、研修前からJTBのアンケートポイントが85点以上という高評価でしたので、どのポイントを強化したらよいかを探るために、事前に覆面のサービスチェックを実施しました。
その結果、サービスが我流で統一されていないこと、接客用語を中心とした言葉遣いが弱い点が明らかになり、言葉遣いに重点をおいた基本の接客ロールプレイング、新入社員へのサービスマナー教育、サービスレベルを維持するリーダーシップを養う管理職研修、という3点を重視したカリキュラムで研修を実施しています。

 

サービス業の商品は「人」とは言うものの、どうしてもハードの修繕、目に見えるものの改善が優先され、年に1度どころか数年に1回の教育もままならない実情の宿泊施設様が多い中、定期的な研修もしくはたった一度でも研修を実施される施設様の、教育に掛けられる思いには頭が下がります。

 

ところで、年間4回も研修を実施する前述の施設、税理士さんにお願いをして独立行政法人の雇用・能力開発機構の助成金制度を活用され、研修費用の負担を軽減しているとのこと。
これまでに業務を受託したいくつかの施設でも、この助成金制度を利用しているケースが見受けられましたが、案外認知度が低いのか、当社がお手伝いした施設様の中でもあまり活用されていないのが実態のようです。

助成対象の要件として、受講者の1/2以上雇用保険の被保険者であることや、全カリキュラムの8割以上に出席することなどの条件がある他、いくつかの認定条件があり、事業内職業開発計画など書類の提出が必要であるなど手続きの煩雑さはありますが、このような制度を活用できれば旅館・ホテル様の人材教育ももっと身近なものになるのではと思っています。

 

本当は人材教育にもっと手を掛けたい、そうお考えになるお客様の費用負担を幾分かでも軽減できるよう、当社のカリキュラム作成も、助成対象の認定条件に合わせ柔軟に対応いたします。
このような制度の理解を深め、皆様のお役に立つご提案をしたいと思います。

 

企画設計室 山上