仕事人コラム

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2010年6月アーカイブ

日頃、インテリア業界の方々のお話を伺う機会が多くありますが、最近特に「インテリアショップ」という形態が増えてきたように感じています。インテリア・家具業界は大きく3つに分かれるといわれますが、ひとつが家具製造メーカー、ふたつめが家具専門店(幅広い種類の家具を扱う大型店など)、それから、インテリアショップとよばれる形態がそれにあたります。

 

 

この三番目に挙げたインテリアショップは、ライフスタイルショップと呼ばれることもあり、それぞれ独自の商品コンセプトやインテリアスタイルを持っているのが特徴です。ライフスタイルは「生活様式」と訳せますが、例えば一口にモダン系の家具といっても、「和風モダン」「クラシカルモダン」「シンプルモダン」と種類もさまざま。個人的に、年々インテリアショップごとのオリジナリティや方向性に違いが出てきていると感じています。

 

 

先のインテリアショップの方々のお話によると、最近は特に「こういう暮らし方をしたい」と、インテリアのイメージや具体的な生活シーンを持って来店されるお客様が増えているのだとか。そこには、独自の価値観や生活習慣、個性や人生観までもが含まれているように思います。そう考えると、インテリアはそれらのこだわりを形にする手段として、とても有効なものといえるのではないでしょうか。

 

 

私自身も、宿泊施設様からインテリアコーディネートのご依頼を受ける際、常に「施設様のイメージや商品コンセプトを決して外さないこと」を強く意識しています。家具はもちろん、カーテンやベッドスローなどのファブリック、アートワークや小物・備品類に至るまで、ひとつひとつが施設様の印象をつくりあげる大切な要素。灰皿ひとつ選ぶのにも、決して妥協は許されません。

 

 

今は、お客様が旅行前に施設様の情報を簡単に得ることができる時代。だからこそ「宿の雰囲気やインテリアイメージが素敵だから、ぜひ一度ここに泊まってみたい」と、ホームページやパンフレットをご覧頂いたお客様の背中を後押しするような、そんなきっかけをつくれるインテリアコーディネートのご提案ができたらと日々考えています。

 

企画設計室 佐伯

 

 

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助成金活用のすすめ

現在、四国のとある大型旅館様での従業員研修業務をお手伝いしています。
こちらの施設では、年間で4回に亙る研修を実施しますが、研修前からJTBのアンケートポイントが85点以上という高評価でしたので、どのポイントを強化したらよいかを探るために、事前に覆面のサービスチェックを実施しました。
その結果、サービスが我流で統一されていないこと、接客用語を中心とした言葉遣いが弱い点が明らかになり、言葉遣いに重点をおいた基本の接客ロールプレイング、新入社員へのサービスマナー教育、サービスレベルを維持するリーダーシップを養う管理職研修、という3点を重視したカリキュラムで研修を実施しています。

 

サービス業の商品は「人」とは言うものの、どうしてもハードの修繕、目に見えるものの改善が優先され、年に1度どころか数年に1回の教育もままならない実情の宿泊施設様が多い中、定期的な研修もしくはたった一度でも研修を実施される施設様の、教育に掛けられる思いには頭が下がります。

 

ところで、年間4回も研修を実施する前述の施設、税理士さんにお願いをして独立行政法人の雇用・能力開発機構の助成金制度を活用され、研修費用の負担を軽減しているとのこと。
これまでに業務を受託したいくつかの施設でも、この助成金制度を利用しているケースが見受けられましたが、案外認知度が低いのか、当社がお手伝いした施設様の中でもあまり活用されていないのが実態のようです。

助成対象の要件として、受講者の1/2以上雇用保険の被保険者であることや、全カリキュラムの8割以上に出席することなどの条件がある他、いくつかの認定条件があり、事業内職業開発計画など書類の提出が必要であるなど手続きの煩雑さはありますが、このような制度を活用できれば旅館・ホテル様の人材教育ももっと身近なものになるのではと思っています。

 

本当は人材教育にもっと手を掛けたい、そうお考えになるお客様の費用負担を幾分かでも軽減できるよう、当社のカリキュラム作成も、助成対象の認定条件に合わせ柔軟に対応いたします。
このような制度の理解を深め、皆様のお役に立つご提案をしたいと思います。

 

企画設計室 山上