仕事人コラム

HOME > 仕事人コラム

2010年4月アーカイブ

同窓会

4月17日(土)に高校の同級生がマスターをしている盛岡(高校は釜石ですが)の店で、二人の先生を囲んで20人程のミニ同窓会をしてきました。
50歳過ぎのおじさん、おばさん達がこの時ばかりは18歳に戻って(酒は飲みますけど)いつもの同じ話題で盛り上がりました。

 

その1ヶ月程前、娘達のリクエストで、ホテルサンルートプラザ新宿のレストラン「VILLAZZA」に予約を取りに行きましたが、残念ながら週末は数週間先まで予約でいっぱいということでした。
娘達に「早く予約しないからだよ。」って怒られるだろうなという悲しさと、繁盛店になっているんだという嬉しさで複雑な心境になりました。

 

07年9月オープンのこのホテルで、レストランの内装を担当する機会をいただきました。
乗り込みから消防検査まで1ヶ月もない、非常に厳しい工期の現場でした。
毎日の様に業者・工場から「24」のジャック・バウアーのごとく瞬時の決断を求められ、毎日遅くまでの作業でした。特に消防検査と都庁の検査前日と言うか当日朝までは徹夜での作業に立ち合って、引き続きそのまま検査に立ち合うという、まさに「24」状態でした。

 

このレストランには自慢のワインセラーがあります。
ステンレス鏡面の枠は、いつも困ったときに助けてもらう〇〇シャッターの庄司さんが2週間程で制作してくれて、ギリギリ消防検査前日に取り付けることができました。特注のワイン棚は大阪の金物工場から送ってもらいました。

 

オープン翌年の6月、亡妻の誕生日に娘達と食事に行きました。食事の途中、松本シェフ、相馬さん、お店のスタッフの方達がテーブルの横に並んで「HAPPY BIRTHDAY」を唄ってくれようとしていました。大変失礼ながら遠慮させていただきましたが、嬉しかったです。
お店のスタッフの優しい心遣いで、妻を含め4人で楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

 

その当時の工事のメンバーと会うと、いつも同じ話で盛り上がります。まるで、同窓会のように。
工事に携わった全ての人、そして松本シェフやお店のスタッフの方達も含めてこのレストランの同窓生です。

 

この仕事をしているとたくさんの同窓会ができます。

 

建装部 磯崎 昌志
VILLAZZA:http://www.hotelsunrouteplazashinjuku.jp/shinjuku-restaurants.php

最近、ある宿泊施設のアンケート制作および分析のお手伝いをさせていただいております。ほとんどの宿泊施設で宿泊アンケートを実施しており、回収したアンケート用紙を元に集計をし、総合(全体)○○点、大浴場△△点、料理□□点などと数値化をした上で、今後の目標設定や問題点の把握等に利用されているのではないでしょうか?

 

内容としては、記名・無記名の別はあるとしても、デモグラフィックデータ(年齢、性別、居住地域、職業など)と、お客様満足度(客室や大浴場などのハード、料理、サービスなどのソフトについて)を記入していただき、最後に感想やご意見といった自由記入欄を設けている構成が多いと思います。

それにプラスして、顧客属性(人数、媒体、予約経路、来館回数など)をチェックする宿泊施設もあります。

 

宿泊されたお客様のデータを集計して、お客様満足度の向上に努めることがいかに大事かはいまさら言うまでもありません。数値化したデータの分析およびフィードバックも大切ですが、自由記入欄に書かれたお客様の生の声をいかに今後の経営に反映させるかの方が、お客様満足度の向上に繋がるでしょう。

 

宿泊施設はお客様に館内利用とサービス(食事を含む)を提供しているのですが、意外とお客様の心の中を吸い上げることができません。「コミュニケーションで感想や意見を聞き取れる」という施設は別にして、ほとんどがアンケートに頼っているのが現状だと思います。だからこそ、アンケートの集計枚数を増やすために記名か無記名かとか、どの場所でどのように回収するのかとか、粗品をプレゼントするなどで集計枚数を増やす努力をされていると思います。

 

 

ただ、もったいないと思うことがあります。

せっかく努力をされているのですから、お客様の心の中をもっと覗きたいと思いませんか?「来館の目的は何か?」「何を期待しているのか?」「当館の看板商品は何か?」「なぜ当館を選んだのか?」等、これらが聞き出せれば、顧客層が絞れます。

デモグラフィック(統計学的)データではなく、サイコグラフィック(心理的特性)データが手に入るのです。つまり来館している顧客層のデータが取れるということは、狙いたい顧客層がわかるということです。(ただし、あまりにもお客様記入欄が多いと初めから記入するのを拒否されてしまう可能性がありますが・・・)

 

これが手に入れば次に欲しいデータは「顧客の心の中にある競合」ですね。 

 

企画設計室 新島 崇宏