最近は、世の中のスピードが加速度的にどんどん早くなっている為、常に新しい発想と考えがなければ、生き残れない時代だと思います。
7~8年前に作られたビジネスホテルは、最低限の広さで客室を数多く作ることで収益性を高めるというモデルが主流でしたが、最近は価格競争にさらされ苦戦が続いていると聞いています。
シングルルームのベッドサイズもW1200からW1400に広くなり、更にはW1600のホテルも出始めています。ユニットバスサイズも1216から1418へ大きくなったり、高機能ユニットシャワーが設置されたりと、ゆとり・安らぎがキーワードとなって進化しているようです。宿泊者にとって魅力の少ないホテルには、残念ながら、価格競争しか残っていないことになります。
当社に客室改装の提案依頼があった場合、ただ表を変えてきれいにするだけでは、ホテル事業主様の為にはならないと考えています。商品としての客室のあり方・宿泊者の立場に立ったお部屋のあり方から提案するよう心がけています。
その中で、この時代の流れにいかに対応するのかが最大の課題です。アンテナを高くはり、情報収集を広く行い、常に自分を磨いていかなければならないのです。
情報収集については、ネットにある情報もありますが、私が気にいっているのは人と面会して得る情報です。いろいろなステークホルダーと面会して声を聞くことは、デジタルな時代にあって効率が悪いと考える人も多いでしょうが、時の流れが速い時代だからこそアナログ的なコミュニケーションが重要だと思います。
この仕事の楽しさのひとつが人との出会いやコミュニケーションです。時代遅れといわれても、大切にしていきたいと考えています。
建装部 松村一美